●瑠璃彩夢物語 第11話 |
★ストーリー |
夏目圭一は聖彩華学院の卒業名簿を頼りに同窓生から話を聞き出し、橘麗華の過去を調べる。 そしてある晩、麗華をつけ、監視するがすぐ見つかってしまう 麗華「お乗りにならない?その勇気があればの話だけれど」 夏目「・・・ボクサーにはね、相手の懐に飛び込む接近戦ていうのもあるんですよ」 麗華の車に乗り込む夏目。 埠頭で対峙する夏目と麗華。 夏目「あなたは謎の多い人だ。絵に描いたようなお嬢さん、綿菓子とリボンで作られたような女の子が、ヨーロッパに行ってから豹変してしまった」 麗華「男たちはいつもそうやって無神経に女を裸にしていくのね」 夏目「それもまた戦いでしょう」 麗華「それじゃ形勢は一気に逆転するわ。桂木麻美はもう私のものよ。あの子は私の手で女になるの」 そう言い捨てて夏目を残し車で去っていく麗華。 同じ頃、佐伯ゆかりは夏目を訪ね、アパートの前で丸井総一郎の姿を目にする。 不審に思ったゆかりが夏目の部屋に赴くと、無残に荒らされていた。 ゆかりは麻美に電話して助けを求める。 と、そこへ丸井が戻ってくる。 丸井は、部屋を荒らしたのは自分ではない、と言う。 麻美「じゃあどうして夏目君のアパートにいたの」 丸井「夏目に会いに来たんだよ」 麻美「何の目的があって?」 丸井「・・・ゆかりちゃんを返して貰おうと思って、それでこれを・・・」 ポケットから札束を取り出す。 丸井「ボクシングじゃ勝てそうもないから、これで返して貰おうと思ったんだ・・・」 丸井をひっぱたくゆかり。部屋を飛び出す丸井。 その頃、麗華は夏目の部屋を荒らすよう依頼していた男に報酬を支払っていた。。。 |