●瑠璃彩夢物語 第14話 |
★ストーリー |
麻美の手紙。 「・・・こんな形でしかお別れを言えない私を許してください。 私と夏目君と佐伯と、そして橘の君。 出口のない恋のラビリンスから私一人がさよならをします。 優しさと残酷さは背中合わせのプロフィール。 怖いくらい謎めいて美しいあなた。 私が夏目君を愛していたことを、叶わなかった恋があったことを あなただけには覚えていて欲しかったのです。 春から夏への短くもめくるめくような思い出は、 とりわけ苦しさの冠をあなたの優しい手が 私の頭上からそっと取り去ってくれた夜のことは 決して私の心から消え去ることはないでしょう。 この先どこへ行こうと、どんな恋をしようとも。 おそらくはもう二度と東京に戻ることもないでしょう。 さようなら。 あなたのイマージュを胸に・・・機上の人になります」 夏目圭一は丸井になじられる。 丸井「橘麗華からあの二人を守っていうから協力したんだよ。 あれじや何にもなんねえじゃねえか」 夏目「ゆかりちゃんのことはどうにかします」 丸井「麻美ちゃんはどうすんだよ」 夏目「彼女は・・・橘麗華を選んだんです。 ・・・負けですよ、オレの」 丸井「オマエそんな簡単にあきらめ切れんのか。 どうせ女なんか代わりがたくさんいると思ってんだろう!」 夏目「・・・」 橘麗華との関係のことで男に脅迫された佐伯ゆかりは麻美の部屋を訪れるが麻美はいない。 思い余ったゆかりは麗華に相談して用立ててもらった金を男に渡す。 一方夏目は麻美を忘れるかのように再びボクシングに打ち込む。 |
★コメント |
というわけで桂木麻美は日本を立ってしまいました。従って山本理沙さんの出演シーンもここで終わりです。理沙さんは 弄ばれ傷ついたまま去ってしまう役なので、ファンとしてはイマイチ後味の悪い話でした。また、ドラマのストーリー上から 見ても、後半にさしかかったこの段階で麻美が消えてしまうのは、いささか唐突で不自然な感がしないでもありません。 いずれにしろストーリーはこの後新たな展開でまだ続きます。 |