●瑠璃彩夢物語 第21話 |
★ストーリー |
丸井総一郎は早乙女愛生子から手紙を渡され、勘違いして有頂天になるが、
それは愛生子の誕生日パーティーへの招待状だった。 愛生子は男友達と出かけた青山の洋品店で橘麗華と出会う。 先日の誘いをすっぽかしたことを侘びるとともに 「パーティーやるので是非来て下さい」と頼むがいい返事をもらえない。 麗華が家に帰るとすぐ愛生子が訪ねてくる。 愛生子「フランス語の宿題です。この前見てくださるっておっしゃたから」 麗華「困った人ねえ」 愛生子「橘の君、愛生子の誕生パーティーに来て下るわよね?」 麗華「あなたのお誕生日はいつなの?」 愛生子「8月25日よ」 麗華「おかしいわね?私てっきり5月だと思っていたわ。 8月に生まれたはずのあなたをご両親は5月だと偽って届けた・・・」 愛生子「どうしてそんなことまで・・・」 麗華「そのご両親に反発してあなたは独り暮らしを始めた・・・」 愛生子「・・・」 麗華「これからは、どんなことでもわたくしに話すのよ・・・」 愛生子は佐伯ゆかり、更に夏目圭一にも招待状を渡す。 夏目「君の誕生日はいつなの?」 愛生子「8月25日よ」 夏目「8月25日・・・へえー。いいよ。うかがわさせていただきます」 愛生子「ホントに!?」 そして愛生子のパーティー。 ゆかり、夏目、丸井、そして男友達3人。 橘の君は玄関先でプレゼントを渡しただけで帰る。 ゆかりはやがて酔い潰れてしまい、丸井が送って行き、最後に夏目だけが残る。 愛生子「夏目さんが来てくれると思わなかった。どうて来てくれたの」 夏目「偶然だけど、今日は俺の誕生日でもあるんだよ。 だから俺は俺の誕生日を祝ったってわけだよ。 大好きだった女の子が住んでいたこの部屋でね・・・」 愛生子「夏目さん・・・桂木さんのこと好きだったの・・・ ねえ、話して。あなたの好きだった女の子のこと・・・」 |