雑誌記事再録
●インタビュー
『オリコン・ウィークリー』1986年3月31日号掲載
 並み居るヤング・アイドルの中でも、美少女度ナンバーワンの声が高い、山本理沙ちゃん。 3/19に第2弾シングル「小悪魔−ブラックムーンの雫−」を出して、「本物の歌手だもん!」 と大喜び。
「作詞の麻生圭子さんは、理沙の性格をよく知ってるらしくて、今度の曲は理沙の気持ちにピッタリなんです」 と、ここでキャハハと笑う。
「レコーディングは大好きです。この曲の時も、理沙は勝手に歌ってたから、ディレクターさんが苦労してたみたい」
 天真爛漫、天衣無縫(これを読めたら現国、合格)のきゃわゆ〜い17才だ。
「4月にはLPも出るんです。レコーディングは終わったんだけど、早くおさら(レコード)が上がって来ないかな! その後は、ライヴ・ツアーもあるんです。ステージングのお勉強をしてま〜す」
お気に入りアーティストは、L・リッチー、シカゴ、P・コリンズと、本物志向の理沙。本人よりもアーティスティック にと、トレーニングを続けてるんだヨ。パーマネント・バンドには黒人ベーシストを入れて、しっぷいライヴを見せるぞ。
「TVの時は、少し気取ってるし、歌だけ聴くと、暗そうでしょ。だから、理沙の事知りたかったら、ライヴに来て欲しいな。ライヴだったら 、まんまの理沙がわかってもらえそうだもん」
 春からのツアーは、1st・アルバムの曲中心になりそうだ。
「ライヴは、最初の2曲がカギですね。そこでグ〜ンと引っぱれば、ラストまでバッチリ、盛り上がりますもんね」
と、こりゃ新人の言葉とは思えない!
ちなみに、大阪はヤリ易く、名古屋は暗いとのこと、その他のみんなも、ぐわんばって、しっかりと盛り上がろうゼ!

雑誌記事再録 山本理沙メモリーズ

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